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料理教室「手前みそをつくろう!」開催報告

料理教室「手前みそをつくろう!」開催報告
1月24日(日)11家族24人の参加で開催しました。
FANクラブでは恒例のみそ作りですが、手作り味噌はおいしいとの評判が秘か(?)に広まり、今回は早々と定員オーバーとなりました。

ご家族揃っての参加も多く、煮豆の湯気と人の熱気で会場は、暖房もつけず、逆に窓の外に熱さを逃がすほどでした。豆は、スタッフが前日から水につけ、朝から約4時間煮て、すでに指でつぶすと耳たぶよりも柔らかくなっています。
参加者は、麹と塩を混ぜて「塩切り麹」を作るとこらから始めました。手で丁寧に混ぜ合わせていきます。
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次は、一番の楽しみの「みそくり機」体験。はやる気持ちを抑えてみんな順番にならんでね・・・
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機械に豆を入れる子と、廻す子とどちらも真剣な顔で息ピッタリ!ぐにゅぐにゅと出てくる出てくる・・・
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あっという間にたくさんの豆がミンチ状になってしまいました。

つぶした豆と塩きり麹を良く混ぜ、豆の煮汁で固さを調節します。
その後は、これまた子どもさんの喜ぶ“みそ玉”作り。丸めたみそを容器に力を込めて投げ入れるように詰め込んでいきます。
こうすることでみその間に空気の隙間ができないのです。空気があるとカビの原因になります。
みその表面にラップを貼り付け、容器の縁をアルコール(ホワイトリカー・焼酎35度)で拭いて消毒し蓋をします。みそを入れる前には容器もアルコールを吹き付けておきます。これで出来上がり。後は冷暗所で保管し1ヵ月後にラップを取り替えて、カビが出ていないか確認します。カビが生えていれば、その部分だけ取り除きアルコール消毒しておけばOK。

案外と勘違いするのが、
「冷蔵庫にいれて保存すれば良いのですね?」 
「NO!」
みそは、100種類を超える微生物が大豆の各成分を色々な形に分解して徐々に熟成したみそになっていきます。
麹はその発酵を助けます。最初から冷蔵庫に入れてしまうと発酵が進みません。
春から初夏あたりで「このくらいのみその味が好き!」と各家庭で判断し、冷蔵庫に入れて下さいね。

今回使用の大豆:北海道産とよまさり(21年産)
特徴①普通の大豆より糖質が15%多い⇒糖分が多い方が甘くてコクのあるみそに仕上がる。
特徴②普通の大豆より脂質が20%少ない⇒脂肪分は、醗酵過程で微生物の生長を阻害したり、脂肪分自身が酸化して臭くなったりする。

美味しいみそには、科学的な裏づけがちゃんとあるのです・・・

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