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「ウミホタル採集観察&星空観望会」楽しみました!

7月15日に恒例イベント「ウミホタル採集観察&星空観望会」を開催しました。
今や「夏の風物詩=ウミホタル」と勝手に決めている淡路生まれ・淡路育ちの私。
この会にはいつも参加者として、または冷やかしでの参加でしたが、今回はスタッフとして参加。
つまりイベントの広報、参加呼びかけ、数日前の下見、当日の開催・・・と、
いつもとはちょっと違った角度からの参加でした。

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当日は20名の定員のところ、保育園児を含めるとちょうど20名となりました。
男女、年齢のバランスも良いうえに、今回は珍しく国籍まで幅広く日本、アメリカ、フランス、ニュージーランドと多国籍。
さてさて、どんな観察会になるのでしょう・・・?

そもそも、「ウミホタル」って?ですよね?
「ウミホタル」とは知る人ぞ知る、太平洋沿岸に住む甲殻類の仲間です。淡路島では、西海岸側にたくさん生息しているようです。
大きさは3㎜ほどとされていますが、実際にはもっと小さいものもいました。
夜行性のため、昼間は海底の砂の中に潜っていて、夜になると餌を求めて遊泳します。
そして、「ホタル」と呼ばれる所以は外敵から身を守る、威嚇するために発光することですが、ルシフェリンという発光タンパクを外的刺激によって吐き出し、水中の酸素と結合して発光するとのこと。

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とにもかくにも、このウミホタルを実際に採集してみましょう!ワクワク、ドキドキ!
あらかじめ用意してあった空のペットボトルに穴を開け砂やエサを仕掛け、日が沈むのをひたすら待ちます。
会場となった洲本市新都志海水浴場からは、沈んでいく夕日やきれいな夕焼け、木星からどんどん星が現れる済んだ空が見えます。
当日はボーイスカウト30名も見学に来ていて広々としたビーチがずいぶん賑わいました。

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日が完全に落ち暗くなった頃、波打ち際から海に向かってにペットボトルを投げて仕掛けます。

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待つこと数分、ペットボトルを引っ張り、中身を振り出してみると青く光るウミホタルがド、ド、ド~っと落ちてきます。

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そして参加者みんなの歓声!少しすると色が薄らいでくるので、足で踏んでみるとまた鮮やかな青に光ります。
持って帰ることはできませんが、甲殻類なので踏んでも平気。
砂浜に落としても波でまた海に帰っていくのでゆっくり観察、ウミホタルの発光を楽しむことができました。

ひとしきりウミホタルの光のショーに感激した後は、天体ショーへと参りまショー!☆

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あわじFANクラブが誇る口径30㎝の反射望遠鏡をのぞきこむと、さっき見た木星が手に取れそうに近くに見えます。
そして、土星はしっかりと「豚の鼻」状に輪っか付きで見ることができ、こちらにも歓声が上がります。
北斗七星、さそり座、乙女座に天の川・・・天体ファンにはたまらない~!
本物の子ども達もちょっと昔の子ども達も淡路島の空に広がる本物の天体ショーに惹きつけられる夜となりました。

NPO法人設立から11年目のあわじFANクラブ。
Food(食)、Agriculture(農業)、Nature(自然)という基本通りに、
今後も自然体験の機会を提供していきたいものです。
                               (ume)
 
今年度は「ウミホタル採集観察&星空観望会」は
8月19日(土)、9月16日(土)にも開催予定ですので是非、自然観察を体験をしてください。
詳しくは こちら
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Author:あわじFANクラブ
は、淡路島を愛し、もっともっとたくさんの方々に島に来てもらいたいと願う仲間が集まって結成したNPO法人です。

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